2008年07月25日

レジデント初期研修用資料:みんなの意見で社会が滅ぶ より
上手な独裁者が支配する独裁国家と、良くできた民主主義社会とは、しばしば似たような振る舞いかたをする。時にはむしろ、独裁主義国家のほうが、もっと正しいことをやってみたりする。

この記事を読んで思わず、以前僕がどっぷり嵌った大ベストセラー&ロングセラー『銀河英雄伝説』で描かれる『洗練された専制政治vs腐敗した民主共和制』の構図が頭に浮かびます。



『そもそも論』が大好きな僕としては、こういった主旨の内容を読むと、つい反射的に時代や様々な環境変化を越えた、普遍的な人類(広義では生命)の目的とはなんだろうという、出口の見えないトンネルへいつも思考が向かいます。

アインシュタイン150の言葉』より
「なぜ宇宙は作られたのか?
 この答えがわかれば、私の人生の意味を知ることができる」

これについては、別エントリーの『存在と意味するもの』において、長期に渡り継続的に思考展開中ですが、生命の種(枝葉)の1つであるわれわれ人類にとっての普遍的な目的や意味(意義)という極めて本質的なテーマと、そのためにどうやって生を営むかという戦略や戦術といった現象。個や種として生き残ることが目的であることも含めた、最大公約化したビジョン(イズム)を、物理的なDNAという全細胞共通の設計図(構造)と同様に、人間の精神的意識の次元においても設計することができるか(描けるか)という視点も含めて日々探求中です。

人間一人ひとりが今という刻を生き、次の瞬間(明日)も生きる世界があって欲しいと願うのであれば、すべてが無常なこの世界において、自ずとその究極的な延長線上にあるものは『人類の永続的な進化発展(=変化)を可能にする仕組みづくり』が全時代における全人類の普遍的な1つの大きな目的(OS)として必要なのではないだろうか(※)。

※必要であるという肝さえ共通認識できるのであれば、もちろんこれを目的ではなく『方法』と捉えても一向に構わない。


生命とは何か―物理的にみた生細胞 (岩波文庫 青 946-1)

「生命はつねに崩壊に立ち向かっている」
by Erwin Rudolf Josef Alexander Schrödinger


それが共通の第一の目的(方法)であるならば、政治形態がどうあれ、試行錯誤しながら自ずと誰もが納得できるグローバルな土台はできるのではないだろうか。

当然それ以外のアプリケーションやプラグインの要素となる、文明・文化・サービスといった人に喜んでもらうための価値の創造と交換や贈与といった行為は、個人または共通的な意思を持った集団それぞれの自由であり、多面的な宇宙(世界)をフェアなルールを基に逐次形成してもらえればよいのではないかというのが、現時点における僕なりの思考ベクトルです。

日々自らの思考モデルや意思、さらに存在すらも疑いながら思考を積み重ね、その断片をリアル世界に出力し続けたいと思います。

K2nd at 21:36 │PermalinkComments(0)TrackBack(0)放射的思考 │ このエントリーを含むはてなブックマーク

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